最近、スーパーのレジで合計金額を見て驚くことはありませんか?2025年9月も食品の値上げラッシュが続き、家計は大きな打撃を受ける可能性も。このような中で家計のやりくりに悩む方も多いのではないでしょうか。今回は、40歳代の貯蓄の実態をデータで見ていきながら、物価高の時代にどう家計を守り、貯蓄を増やしていくべきか、そのヒントをお伝えします。
1. 【家計をどう守る?】9月は食品の値上がりラッシュが加速
2025年9月に入り、食品の値上げラッシュはさらに加速しています。帝国データバンクの調査によると、9月の飲食料品の値上げは1422品目にのぼり、これは前年の同じ月を上回る結果となりました。
特に値上げが目立つのは、マヨネーズやドレッシングなどの調味料(427品目)、冷凍食品などの加工食品(338品目)、そしてお菓子などの菓子類(291品目)です。これらは食卓に欠かせず、代替品を見つけにくいものが多いため、家計への負担が大きくなるでしょう。
2025年の値上げは、11月までの公表分で累計2万34品目となり、2023年以来、2年ぶりに2万品目を超える見込みです。このように、値上げが長期化している状況で、私たち消費者はこれまで以上に賢く家計を管理する工夫が求められています。