2. 自治体で住みここちが良いと評価されたのは3年連続で兵庫県の芦屋市!ワンルーム・1K・1DKで5.95万円

続いて自治体別の住みここちランキングの結果を紹介します。

自治体で人気を得たのは、高級住宅地として有名な兵庫県芦屋市でした。3年連続で1位となり、高い評価を得ています。芦屋市は兵庫県の南東部に位置し、自然も豊かで上品な雰囲気が漂っているエリアです。

大阪市と神戸市の中間となり、両方の都市に通えるベッドタウンとして人気。芦屋市は条例で屋上広告とネオンサインを禁止するなど、住みやすい街の整備を行っています。芦屋市の家賃相場は、日本最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」によるとワンルーム・1K・1DKで5.95万円ほどです。

自治体別の住みここちランキングですが、2位は昨年3位の大阪府箕面市がランクアップ。3位は兵庫県神戸市灘区となり、大阪府と兵庫県がしのぎを削っている状況です。

大阪府三島郡島本町が昨年14位から7位に順位を上げるなど、意外なエリアも高評価を得ています。

3. 住居形態・世帯年収別で見る、住みここちが良い駅ランキング!

ここからは、住みここちの良い駅を住居形態・世帯年収別に見てみましょう。

まず、「持ち家」と「賃貸」ですが、昨年と同様に持ち家のほうが満足度が高いという結果になっています。

そんな持ち家の人から評価が高いのは、京都府京都市中京区にある「丸太町」です。昨年に引き続き1位を獲得しています。2位は「万博記念公園」で、「月見山」と初ランクインの「菜畑」が大幅に順位を上げています。

賃貸では、京都府京都市北区の「北山」が2年連続で1位を獲得。2位は兵庫県神戸市西区の「西神中央」、3位は大阪府大阪市阿倍野区の「鶴ケ丘」がそれぞれランクアップしています。

年収別に見ると、世帯年収1000万円以上の人は「谷町六丁目エリア」(谷町六丁目・松屋町を統合)が2年連続で1位です。

また、世帯年収600万円未満の場合は、大阪府堺市堺区にある「百舌鳥八幡」が昨年32位から順位を上げて1位に。2位は京都府京都市左京区の「修学院」となり、こちらも昨年から大幅にランクアップしています。