3. 【男性の厚生年金】月額20万円以上の「うらやましい人」の割合は何パーセント?
では、男性の厚生年金で月20万円以上もらえる人の割合はどれくらいでしょうか。
男性の受給権者数1060万1923人のうち、20万円以上の人は254万5272人なので、厚生年金の男性の中で月20万円以上を受け取っている人は約24%(※国民年金部分を含む)。およそ4人に1人という少なさです。
厚生年金を受け取る男性の4人に3人は月20万円以下という現実に。現役時代の収入と比べると心もとない方も多いでしょう。公的年金のみでの生活は難しく、それ以外の備えも必要でしょう。
4. 年金額は毎年度改定される
今回は現代シニアの平均年金月額などをみてきました。年金は現役時代の加入状況により決まるもので、個人差が大きいからこそご自身についてはねんきんネットなどで年金見込み額を確認しましょう。
また、年金額は物価変動率や名目手取り賃金変動率に応じて毎年度改定されます。
2025年度は前年度比で1.9%増額となりましたが、マクロ経済スライドの調整が▲0.4%入り、実質的には目減りに。少子高齢化の日本においては、やはり公的年金以外に早くから備えたいものです。
預貯金やiDeCo、新NISAなどを利用して老後に備えることも可能です。きたる老後に向けた対策のため、まずは情報収集からはじめてみてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
東京女子大学哲学科卒業後、野村證券株式会社に入社。国内外株式や債券、投資信託、保険商品などの提案・販売を通じ、主に個人顧客や富裕層向けの資産運用コンサルティング業務に従事。特に株式や債券、投資信託の提案を得意とし、顧客ニーズやライフプランに寄り添った提案が強み。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、雇用、退職金、貯蓄、資産運用、新NISA、キャリアなどをテーマに編集・執筆を行う。3児のひとり親であり中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年9月4日更新)。
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)