3. 【後期高齢者医療】どうして保険料は上がる?
後期高齢者医療の保険料が上がる主な理由としては、「医療費の増加と制度変更」にあると考えられます。まず、給付費のうち高齢者が負担する割合(後期高齢者負担率)が見直され、2024・2025年度は引き上げられました。
また、2024年4月からは「子育ては社会全体で支える」という考えに基づき、後期高齢者医療制度も出産育児一時金の一部を負担することになりました。これによって制度全体の費用負担が増えたことも、保険料が上がる要因の一つです。
さらに、医療給付費そのものが増えていることも見過ごせません。2024・2025年度の1人あたりの医療給付費は、全国平均で年間約90万2,000円と見込まれ、過去2年と比べて約2.7%も増えています。ただし、急激な負担増を抑えるため、年金収入が一定基準に該当する人には保険料の増加を抑える「激変緩和措置」が設けられています。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/大阪府在住
大阪府在住。金融ライターとしての専門知識を活かし、地域の魅力を「お金」と「生活」の視点で紐解くレジデンスライター。LIMOでは大阪府全域のローカル情報を担当しています。
北摂エリア(箕面・豊中・吹田)を拠点に、大阪市内から隣接する川西・伊丹・宝塚エリアまで幅広くカバー。自治体の移住支援金や子育て補助金、ふるさと納税といった「知っておきたい制度」を、生活者目線でロジカルに解説します。
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