2.3 シュウメイギク[半常緑]
スラリと伸びた茎に肉厚の花を咲かせる「シュウメイギク」。秋風に吹かれてユラユラと揺れる姿はとても優雅で、秋の野山の風景を感じさせてくれるお花です。
花色には白とピンクがあるほか、豪華な八重咲きや葉に白い模様が入る斑入り種など複数の品種があります。草丈が100cm以上にまで成長する高性種もありますが、ベランダで育てるときは30cm程度のコンパクトな矮性種がおすすめです。
寒冷地で育てる際は、花が咲き終わったら根元で切りつめて冬越しさせてください。また根が良く伸びる性質があるので、プランター内で根が詰まらないように1~2年に一度、春か秋に植え替えや株分けをおこないましょう。そのタイミングで根も切り戻すとコンパクトな樹形を保ちやすくなりますよ。
※参考価格:400円~900円前後(3号ポット苗)
3. まとめにかえて
今から植えられる日陰に強くプランターで育てやすい多年草3種をご紹介しました。育ててみたいお花はありましたか?
基本的に育てやすいお花ばかりですが、季節によって日当たりが変わるベランダの場合は、直射日光で葉が焼けないよう置き場所を変えてあげてください。プランタースタンドに置いて高さを出し、日光量を調節するのもおすすめです。
鉢やプランターで植物を育てるときは1〜2年に一度の植え替えが必要ですが、きっと愛着がわいた植物のお手入れは癒しの時間にもなるはず。ぜひお気に入りの花を見つけ、日陰のベランダをキレイな花々で彩ってくださいね。
著者
樹木医の鈴森真樹を中心に、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーターや第二種電気工事士などの資格保有者などを含めたメンバーで構成される、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。
季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。
ガーデニング関連書籍の企画・編集などの経験者、初心者ガーデナーなどの各メンバーが、それぞれの視点を生かした企画を担当しています。(2026年3月23日更新)。
監修者
LIMO編集部
樹木医/1級造園施工管理技士/ライター
樹木医、1級造園施工管理技士、一般毒物劇物取扱者の資格を持つ、植物と造園の専門家。
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。大学在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での外来動植物管理や環境教育などの活動を3年間経験し「人と自然との関わり」について実践を通して学んだ。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。多種多様な植物のメンテナンスや空間演出のほか、樹木の診断や安全管理に携わった。現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事の執筆や編集・監修を担当。育てやすい植物の紹介や栽培のコツなど、自身の経験と知識をもとにした、わかりやすい記事の執筆が強み。
秋田県在住で、趣味はガーデニングとアウトドア。学生時代のキャンプ場でのアルバイト経験や15年以上の登山歴を持つ。現在は育児中のため、子連れハイキングやファミリーキャンプを楽しみながら、東北の自然を満喫している。