2.3 スイセン(水仙)

冬から早春の定番花「スイセン」

黄色いスイセンの花が満開

Maria Papworth /shutterstock.com

清楚な花姿と育てやすい丈夫な性質から、長年愛され続け散る冬の定番花「スイセン」。早咲き種は晩秋から、遅咲き種は春から開花が始まるため、開花時期が異なる品種を組み合わせれば長期間花を楽しむことが可能です。

見かけることが多い黄色や白の一重咲きをはじめ、比較的豪華な花を咲かせる八重咲き、スカートのような可憐な花が咲くペチコート咲き、白×オレンジのバイカラーなど、花の咲き方が違う品種がとても豊富。和風の庭はもちろん、オシャレな品種は洋風の庭にもよく似合います。

植え付け場所は、風通しがよくて夏場に直射日光が当たりすぎない、落葉樹の木陰のような場所がベスト。切り花でも楽しめますが、誤食を防ぐため、お子さんやペットの手の届かない場所に置くなどの配慮が必要です。

※参考価格:100円~400円前後(球根1球)

3. まとめにかえて

植えてすぐに花が楽しめるポット苗や開花鉢もステキですが、発芽してツボミが付き、花が咲いて枯れていく…その成長過程が何年も楽しめる球根植物はとても愛おしいものです。

本記事で紹介した植物以外にも、ラナンキュラス・ラックスやムスカリ、スノーフレークなども秋植えで、冬〜早春咲きの植えっぱなしOKな球根植物。ぜひお気に入りの花を見つけ、秋からのガーデニングを楽しんでくださいね。