【10月15日は年金支給日】「厚生年金＋国民年金」で月15万円以上もらっている人の割合とは？【秋の年金】所得が少ない年金受給者向け「年金生活者支援給付金制度」とは？

8月15日は偶数月にあたる年金の支給日でした。次回の支給は2ヵ月後の10月15日です。

2025年度は年金額が1.9％引き上げられた一方で、実際の支給額は現役時代の収入や加入期間に左右されるため、大きな個人差が生じます。

本記事では、公的年金制度の仕組みをおさらいするとともに、年金を月15万円以上もらっている人の割合を見ていきます。

さらに、低所得世帯を支援する「年金生活者支援給付金制度」の概要や、自分の将来の受給額を確認できる「ねんきんネット」についても確認しておきましょう。

1. 日本の年金制度は国民年金と厚生年金の「2階建て」

日本の公的年金制度は、「すべての人が加入する国民年金」と「会社員や公務員などが加入する厚生年金」の2階建て構造になっています。

日本の公的年金制度の仕組み

さらに老後の備えとして、公的年金に加えて次のような私的年金制度も活用できます。