2. 元銀行員が知る!貯蓄が進まない人の3つの共通点

貯蓄上手な人には、実はある共通した特徴があります。

ここからは、筆者が銀行員としての経験で見た貯蓄上手な人の行動と、そのポイントを紹介していきます。

2.1 貯蓄が進まない人の共通点【その1】家計を把握していない

毎月の支出を正確に把握していないと、何にいくら使っているのかもわからず、貯蓄に回す余裕をつくることは難しくなります。「なんとなく残ったら貯める」という感覚に頼っていると、気づけば赤字になっていたというケースも少なくありません。

家計管理の第一歩は見える化です。レシートをスキャンするだけで管理できるスマホアプリなどを活用してみましょう。

毎月の収支を振り返るだけでも無駄な出費に気づきやすくなります。出費を見直せば、同じ収入でも貯蓄に回せるようになるかもしれません。

2.2 貯蓄が進まない人の共通点【その2】固定費を放置している

支出の見直しというと、意外と固定費ではなく「食費や交際費を削る」と考えてしまう人も多いです。しかしそれでは我慢ばかりで続きません。

携帯電話代、保険料、サブスクリプションなどの固定費は、一度契約してしまうとそのまま支払い続けてしまいがちです。

しかし、実際にはこの「固定費の見直し」こそが一番効果的な節約方法です。毎月数千円の見直しでも、1年で数万円、10年で数十万円の差につながります。

ここを放置していると、どれだけ意識しても貯蓄は思うように進みません。