本記事ではキリンホールディングス(2503)の株価について解説します。
2025年12月25日時点における過去1年間の株価の推移や最高値など、今後の投資判断や株価分析に役立つ情報をお届けするので、参考にしてください。
※リターンなど%表記のものは小数第三位を四捨五入した結果を表示しています。
1. 2025年12月25日のキリンホールディングスの株価は2381円
2025年12月25日時点、キリンホールディングスの株価(調整後終値)は2381円となっています。
また、1年前(2024年12月25日)の株価は2055.5円です。
仮に、2024年12月25日時点でキリンホールディングスの株を取得していた場合、リターンは+15.84%となります。
※株式分割が実施された場合は、分割前の株価についても遡及して分割後の調整値を採用しています
※リターン計算において配当、株主優待は考慮していません
2. キリンホールディングスの1年間の株価推移【2025年12月25日時点】
キリンホールディングス株の過去1年間の値動きをみていきましょう。
2025年のキリンホールディングスの株価は、年初の2000円台から一時1900円を割り込む軟調なスタートを切ったものの、下半期に大きく盛り返し、年間で約16%上昇する力強い展開となりました。
1月中旬から2月上旬にかけては軟調に推移し、株価は1900円台まで下落しました(1月17日の1902円が年初来安値)。2月14日の2024年12月期通期決算でファンケル(FANCL)の完全子会社化によるシナジー効果と累進配当の導入などを発表し、これが好感されて反転。3月には一時2100円台を回復しました。
春先から夏にかけては緩やかな下落が続いたものの、8月7日の2025年12月期2Q決算でヘルスサイエンス事業が好調なことなどを受けて、株価は一転して上昇基調となりました。
最大の転換点は11月で、11月11日の2202.5円から、翌12日には出来高を747万株超に急増させ、一気に2335円まで急騰。前日比+6.02%と、年間を通じて最大の上昇幅となりました。これは11日の3Q決算で最終利益が前年同期比+30%増だったことなどがポジティブサプライズとなったためです。
年末にかけては、11月28日に年初来高値2474円をつけるなど、堅調に推移しています。
※株価チャートは配信先によっては表示されていない可能性があるため、ご覧になりたい場合はLIMOにて記事をご参照ください。
過去1年間における株価(終値ベース)の最高価格と最低価格は次のようになりました。
- 最高価格:2456.5円
- 最低価格:1909.5円
仮に最低価格および最高価格で売買できた場合、過去1年間で実現できた最高リターンは+28.65%です。
3. 過去1年間におけるキリンホールディングスの株価の最大上昇日と最大下落日は?
過去1年間、キリンホールディングスの株価が対前日比で最も上昇した(もしくは最も下落率が低かった)のは2025年11月12日でした。
変化率は対前日比+6.02%です。
また、最も下落した(もしくは最も上昇率が低かった)のは2025年5月14日でした。
変化率は対前日比▲3.51%です。
締め括りに、12月26日に権利付き最終日を迎える株主優待制度の概要を確認しておきましょう。

