物価高や光熱費の負担が続くこの10月、年金だけでは生活が厳しい――そんな声を耳にすることが増えています。

実は、条件を満たしていても「申請しないともらえない」給付金や手当がいくつもあるのをご存じでしょうか。知らないままでは、せっかくの支援を受け損ねてしまうことも。

この記事では、シニア世代に向けて、申請が必要な給付金や手当を5つピックアップし、それぞれの支給要件や給付額をわかりやすく紹介します。ぜひチェックして、生活の安心につなげてください。

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1. 申請しないともらえないお金、意外と多いんです

公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの暮らしを支える大切なセーフティーネットです。

ただし、支給要件を満たしたら自動的に振り込まれるわけはありません。年金を受け取るためには「年金請求書」を提出して請求手続きをおこなう必要があります。

国や自治体による「手当」「給付金」「補助金」などの多くもまた、受け取るためには申請手続きが必要です。

申請期限や添付書類などのルールを守れなかった場合、本来受け取れるはずのお金が減額されたり、受け取れなくなってしまったりする可能性もあります。

公的な支援制度を必要に応じて確実に活用するためには、自分がどのような支援内容の対象となるかを理解し、手続きをしっかりおこなうことが大切です。