4. 年金、シニア世代の暮らしを守る大切なお金

今回は、2025年度の増額改定を踏まえ、60歳代から90歳以上までの老齢年金の平均月額を世代別に解説しました。

65歳以降の各年齢で受け取れる厚生年金の平均年金月額は、14万円~16万円台でした。一方で、65歳以降の人が受給できる国民年金(老齢基礎年金)の平均年金月額は、どの年齢でも5万円台となっています。老齢年金は、シニア世代の暮らしを守る大切なお金です。平均を知ることで、ご自身の年金額をあらためて客観的に見つめ直すことができます。

また、年金の受給には、年金請求書の提出が必要です。65歳になると自然に老齢年金が振り込まれるわけではありません。老齢年金の時効は5年です。時効があることは覚えておいた方が良いかもしれませんね。

参考資料

筒井 亮鳳