1.3 【一覧でみる】20〜70歳代の平均貯蓄額
- 20歳代:382万円
- 30歳代:677万円
- 40歳代:944万円
- 50歳代:1168万円
- 60歳代:2033万円
- 70歳代:1923万円
年齢があがるにつれて、平均貯蓄額が増加している様子がわかります。50歳代には1000万円台に到達するようですね。
なお、60歳代ではさらに2000万円台の大台に。これは退職金などにより、まとまったお金が入ったことなどが考えられます。
1.4 【20〜70歳代】2000万円以上の貯蓄がある割合
60歳代では平均が2000万円を超えますが、もっと早くに到達している世帯もあります。年代別に「貯蓄2000万円以上」の割合を見ていきましょう。
- 20歳代:2.3%
- 30歳代:7.0%
- 40歳代:12.0%
- 50歳代:17.0%
- 60歳代:28.0%
- 70歳代:27.9%
こちらも年齢があがるほどに割合が増加していることがわかります。
ただし、60歳代でも実は28.0%の世帯となっており、多くの世帯はそれ以下であることがわかります。平均が必ずしも実態を表すわけではないということがわかりますね。
反対に、30歳代でも7.0%は2000万円台を保有しています。割合に対して多く感じるか少なく感じるかは個人によると思いますが、若い世代でもしっかり貯蓄できている世帯はあるということです。
続いての章では、消費行動によって感じる経済格差についてのアンケート結果を見ていきましょう。