9月も多くの飲食料品が値上がりし、10月、11月も引き続き価格上昇が見込まれています。家計のやりくりに悩む人も増えており、「なかなかお金が貯まらない」と感じる方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、お金が貯まらない人に共通するNG行動を6つ取り上げ、それぞれの特徴や注意点をわかりやすく解説します。日々の暮らしの中で無意識に繰り返している行動が、実は貯蓄を妨げている原因かもしれません。
さらに記事の後半では、20歳代から70歳代までの年代別・世帯別(単身世帯/二人以上世帯)の貯蓄額データも紹介しています。同年代のみんながどれくらい貯蓄しているのか、参考までに見ていきましょう。
1. 【お金のプロが解説】「お金が貯まらない人」に共通する6つのNG行動
「貯金したい!」と思っていても、なかなか思うようにお金が貯まらない人には共通した行動パターンがあります。
ここでは、お金が貯まらない人がやってしまいがちなNG行動を6つに絞ってご紹介します。
1.1 NG行動1:「何に・いくら」お金を使ったのか把握できていない
お金が貯まらない人に多く見られるのは、「日々の支出をきちんと把握できていない」という点です。
支出の全体像を把握していないと、小さな出費が積み重なってしまい、気づけばお金が残らない原因となります。
反対に、自然と貯金ができる人は、収入と支出の流れを常に「見える化」しており、定期的に家計のバランスを確認することで無駄遣いを抑え、計画的にお金を管理しています。
最近では、レシートを撮るだけで記録できるものや、スマホで簡単に支出を管理できる家計簿アプリも充実しています。
まずは自分に合った方法を選び、家計の「見える化」から始めてみましょう。