5. 保険料は年々上昇傾向に…2026年4月からは「子ども・子育て支援金」も!
今回は、75歳以上の後期高齢者医療制度の保険料について見てきました。
保険料が最も高い都道府県は福岡県でした。最も安い都道府県と比べると、その金額の差に驚いた方も多いのではないでしょうか。住まいを保険料だけで決めるわけにはいきませんが、ご自身の住んでいる地域のおおよその保険料を把握しておくことは、老後の家計を考える上で役立ちます。
また、記事内で触れたように、後期高齢者医療制度の保険料は年々上昇傾向にあります。この負担が重くなる中で、2026年4月からは「子ども・子育て支援金」が上乗せされるため、負担はさらに重くなる見込みです。
将来のことは誰にも予測できませんが、今後も保険料が上昇する可能性は十分に考えられます。現役世代の私たちは、社会保険料や税金の負担が増えたとしても生活に困らないよう、老後への備えをしっかりしておくことが大切です。
参考資料
鶴田 綾