9月といえば、新年度に次いで転勤や転職などで引越しをされる方が増える時期です。
賃貸住まいの方にとって、新しい生活への期待に胸を膨らませつつ、頭を悩ませるのが「退去」の手続きではないでしょうか。
特に、賃貸物件の原状回復をめぐるトラブルは、予想外の出費に繋がることも…。費用がかかる引っ越し時期には、できるだけ避けたい問題ですね。
「普通に生活してついた汚れなのにルームクリーニング代を請求された」「ペットが傷をつけたと言われ、クロスの張替え費用を請求されたが納得できない」など、退去時の原状回復をめぐるトラブル事例について、国民生活センターの啓発内容をご紹介します。
9月に退去を予定している方も、これから引っ越しを考えている方も、ぜひ事前に知っておきましょう。
※今回ご紹介する内容は、独立行政法人国民生活センターの掲載許可を頂いております。
1. 【賃貸住宅の原状回復トラブル】相談件数は1万3000件以上
独立行政法人「国民生活センター」によると、賃貸住宅の原状回復トラブルにまつわる相談件数は2024年度で1万3000件を超えます。
- 2022年度:1万2885件
- 2023年度:1万3273件
- 2024年度:1万3277件
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)