まず、十分に検討に値するのが「NISA(ニーサ)」です。「NISA(ニーサ)」や「つみたてNISA」を利用することで非課税枠を活用することができます。

これまで投資をしたことがないという人は、投資信託を通じて投資を行う「つみたてNISA」が便利かもしれません。つみたてNISAは金融庁が適格として認められたファンド(投資信託)のみがラインナップされていますので、運用費用としての信託報酬等の基準で、投資家にとって悪くはない選択肢の中から投資を始めることができます。

また、確定拠出年金であるiDeCoを利用できる方は、ぜひ活用を検討されてみてはいかがでしょうか。

iDeCoの最大のメリットは掛金が全額所得控除の対象になることです。掛金を拠出している期間はそのメリットを享受することができます。また、運用時の運用益は非課税となります。そして受取時に一時金、もしくは年金のどちらを選択しても控除があります。iDeCoでは、一般的に「3段階」でメリットがあるといわれています。

まとめにかえて

今回は実際に独身女性が必要な老後貯蓄金額を分析してきました。将来的に必要な老後に向けての貯蓄額がお分かりいただけたと思います。ここまで見てきたようにNISAやiDeCoなど、税制面で優遇される有利な貯蓄方法もありますので、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

LIMO編集部