【後期高齢者医療制度】9月30日に2割負担の”配慮措置”が終了！今後負担額はいくら増えるの？「年金収入195万円の場合」保険料はいくら？2025年度の後期高齢者医療保険料を都道府県別に比較！

2. 2025年度の後期高齢者医療保険料（年金収入195万円の場合）

後期高齢者医療保険料は、毎年改定されます。

後期高齢者医療保険の財源構成は、「公費50％・現役世代の負担40％・後期高齢者の保険料10％」です。現役世代の負担が過重になる事態を防ぎ、さらに社会保険制度を維持するために、加入者の負担増は今後も免れないでしょう。

実際に、ここ数年は後期高齢者医療保険料の上昇が続いています。2025年度に関しても、2024年度から1.6％の増加となりました。

2025年の後期高齢者医療保険料

なお、後期高齢者医療保険は「広域連合」という組織が運営しているため、同じ収入でも都道府県ごとに保険料は異なります。

厚生労働省の資料を基に、「年金収入195万円」の方が負担する2025年度の保険料をまとめました。

もっとも高い都道府県は福岡県で6641円で、一方でもっとも低い都道府県は岩手県の4808円です。

紹介した金額は「年金収入195万円」の場合であり、実際に納める保険料は収入によって異なります。あくまでも目安としてご活用ください。