3. 老後に向けて、年金だけでなく自分でも備えよう

厚生年金の平均受給額は月14万円台、国民年金は5万円台でした。老後は公的年金が主な収入源となる方が多いですが、年金だけでは生活に不安を感じる方も少なくありません。

また、年金は物価上昇や賃金変動に応じて決まるもので、2025年度は1.9%の増額となったものの、実際の物価上昇率には追い付いていません。

現役時代と同じ暮らしであったり、旅行をしたり、病気や介護に備えたりなど、ゆとりのある老後生活を送るには、年金だけではお金が不足するかもしれません。

より良い老後を過ごすためにも、公的年金だけに頼らず、自分で貯蓄をしておけると余裕ができます。これまで貯蓄について考えていなかった方は、これを機に検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料

石川 晴香