夫が激務なゆえに平日はもちろん土日もほとんどがワンオペ育児中の筆者は、ワンオペ育児の辛さのひとつに、「夫が家にいて家事育児を手伝えるはずなのに手伝ってくれない状態」があると感じています。これが、単身赴任や別居などで物理的に育児協力が不可能なのであれば、ワンオペ育児も「自分一人が頑張るしかない」と諦めがつくでしょう。

また、家事のやり方や分担で夫婦仲が悪くなってしまう場合も、夫と居住を別にすることでストレスをなくせることも。一人ですべてを担うのはもちろん大変ですが、逆に言えば自分のペースで誰にも邪魔されることなくできるメリットもあります。もし、「離婚まではいかなくても、ひとまず別居したい」と考えている場合には、母子留学を選択するのもありかもしれません。

2020年に向けて、ますます活発化すると見られている母子留学。留学を考えている人は、参考にしてみてください。ただ、母子留学についてはさまざまな仲介業者が存在します。留学を希望する際には数社を比較したり、経験者の話を参考にして、信頼のおける仲介業者を探すことをおすすめします。

秋山 悠紀