公的年金の支給は2カ月に1回。偶数月の15日となり、15日が土日祝日にあたる場合は、直前の平日に前倒しされます。
次の年金支給日は10月15日(水)。この日、老齢年金や障害年金、遺族年金に加えて「年金生活者支援給付金」という給付金を受けとる人もいます。
なお、年金生活者支援給付金を受けとれるのは、2025年10月15日だけではありません。この給付金は支給要件を満たしている限り、12月も2月も4月もその先も、継続して2カ月に1回、受けとれるのです。
年金受給者にとって貴重な収入源の1つとなり得る年金生活者支援給付金。本記事では、その仕組みや支給要件、給付額、請求方法などを解説します。
1. 老後の年金「国民年金・厚生年金」平均月額はいくら?
厚生労働省年金局が公表する「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、公的年金の平均月額は国民年金(老齢基礎年金)で5万7584円、厚生年金(国民年金部分も含む)で14万6429円です(※)。
※いずれも男女全体の平均年金月額
1.1 【男女別】国民年金・厚生年金《平均月額と個人差》
老後の生活を支える公的年金。しかし、老後の受給額は現役時代の働き方によって一人ひとり異なり、グラフのように大きな個人差が生まれるのが実情です。
月額30万円以上を受け取る人がいる一方で、月額2万円未満となる人もおり、受給額は幅広いゾーンに分布しています。
年金とその他の所得を含めても、一定基準以下の所得となる場合に「年金生活者支援給付金」が受け取れる可能性があることは、意外に知られていないかもしれません。
2. 年金生活者支援給付金は2カ月に1回支給されるお金
「年金生活者支援給付金」は、年金収入やその他の所得額が一定基準額以下の年金生活者を支援する目的で、2カ月に一度、いつもの年金に上乗せして支給されるお金です。
受給中の年金に合わせて、以下の3種類の給付金が用意されています。
- 老齢年金生活者支援給付金(補足的老齢年金生活者支援給付金)
- 障害年金生活者支援給付金
- 遺族年金生活者支援給付金