2. 意外にも抵抗感が少ないヘルメット着用の実態…なかでも課題に思うのは?
ヘルメットを着用する上での課題については、90.0%が「ない」と回答しました。実際に着用してみた高校生は、予想していたよりもヘルメット着用に抵抗を感じていないことが分かります。
一方で「ある」と答えた人の自由回答では「髪型が崩れる」「暑い」「蒸れる」といった声や「周りが着用していないので恥ずかしい」という声も。
これらの課題は、今後の商品開発や啓発活動で解消されることが期待されますね。高校で全員が着用するよう促すことも、抵抗感を和らげる一つの策と言えそうです。
2.1 ヘルメット着用は頭部を守る有効な手段、94%以上が有効性を実感
頭部を守るためにヘルメット着用は有効だと思いますか?
- とてもそう思う:60.6%
- ある程度そう思う:34.1%
- あまり思わない:3.6%
- まったく思わない:1.7%
自転車に乗るときの安心感が増しましたか?
- とてもそう思う:32.4%
- ある程度そう思う:42.1%
- あまり思わない:17.1%
- まったく思わない:8.4%
「頭部を守るためにヘルメット着用は有効だと思いますか?」という質問に対し、60.6%が「とてもそう思う」と回答。「ある程度そう思う」も34.1%の票を集めていることから、ほとんどの人がヘルメットは有効と考えているようです。
「自転車に乗るときの安心感が増しましたか?」という質問には、32.4%が「とてもそう思う」と回答。42.1%が「ある程度そう思う」と答えています。
これらの結果から、多くの高校生が課題以上にヘルメットの有効性を実感しており、ヘルメットを着用することによって自転車に対する安心感が増していることがわかります。
次の章では、新しい罰則制度やルールの認知度についてみていきましょう。