【みんなの給与】《年代別》男性と女性の給与「平均値・中央値」はいくら？平均貯蓄額（平均値・中央値）もチェック！ 6割近くの世帯が「生活が苦しい」と感じている

2. 【年代別】平均貯蓄額（平均値・中央値）はどのくらい？

20歳代〜70歳代の各年代の平均貯蓄額について、金融経済教育推進機構（J-FLEC）の「家計の金融行動に関する世論調査（2024年）」をもとに確認していきましょう。

二人以上世帯と単身世帯とでは別のデータになるため、それぞれ解説していきます。

20歳代〜70歳代の、二人以上世帯の貯蓄額の平均値・中央値は以下の通りです。

二人以上世帯｜年代ごとの貯蓄額の平均値・中央値

全体的に、年齢が上がるごとに貯蓄額も増える傾向があります。

しかし、いずれの年代でも平均値と中央値に大きな開きがあり、貯蓄額の多い世帯が平均を押し上げていると考えられます。

平均値が1000万円を超えるのは50歳代以降で、60歳代になると2000万円を超えてきます。

これは、退職金の受け取りや相続財産の取得などが理由と考えられるでしょう。

しかし、中央値を見ると1000万円を超える年代はなく、全体を見ると十分な貯蓄のない世帯が少なくないことがわかります。