3. 【Z世代の本音】入社後のミスマッチを防ぐために確認したいことは?

現在の大学生においては、就職活動の一環として長期インターンシップなどの選択肢も一般的になってきました。

入社後のミスマッチを防ぐために企業に求める情報も具体的になってきているといえるでしょう。そのなかで、重要視している情報はどんなものがあるのでしょうか。

入社後のミスマッチを防ぐため、企業からのどのような情報提供が最も重要だと思いますか?

  • 具体的な職務内容(日々の業務、プロジェクト内容など):34.0%
  • 職場の雰囲気、チーム構成、上司や同僚の人柄:34.0%
  • 給与、福利厚生、労働時間・労働条件の詳細:10.7%
  • その職務におけるキャリアパス(昇進、異動の可能性や条件など):9.7%
  • その職務で求められる具体的なスキルや経験:7.8%
  • 企業のミッション・ビジョン・バリュー:3.9%

最も重要視されている情報は「具体的な職務内容(日々の業務、プロジェクト内容など)」と「職場の雰囲気、チーム構成、上司や同僚の人柄」で、ともに34.0%でした。

これらはインターンシップでもわかることですが、限られた時間や関係性では見えない実情も知りたい就活生たちも多いのでしょう。

次いで「給与、福利厚生、労働時間・労働条件の詳細」が10.7%と、同率一位の二項目とは大きな差が生まれています。
給与や福利厚生などの待遇以上に、具体的な働き方や人間関係に関する情報を求めている様子がうかがえます。

自分が実際に働く姿を想像できなければ、いくら条件が良くても選びづらいもの。だからこそ「誰と、どんなふうに働くのか」をもっとオープンに知りたいと考えているZ世代が少なからずいるようです。