今年のBHオークションは全5回開催
今回のBHオークションは50台が出品されて、落札成立車両は17台、落札不成立車両は32台となり、落札額の最高金額は1億1,000万円、落札合計金額は3億338万円となった。この落札価格には手数料として、会場落札表示価格の10%が含まれる。
ちなみに前回は16台出品されて、落札成立車両は13台で、落札額の最高金額は『日産R90CK』の1億7,300万円、落札額の合計金額は4億5,067万円。今回、落札率が低かった理由として、エスティメイトやリザーブドが高く設定されていたことや、すでに高額すぎて頭打ちになっている可能性も考えられる。
とはいえ投資対象にされているコレクタブルカーの場合は、これからも高値で取引されることは間違いないだろう。
BHオークションの今後の予定としては、4月に富士スピードウェイで開催される『モーターファンフェスタAUCTION』があり、募集車両は‘80s~’90sのネオクラシック・スーパーカー+コンペティションマシンで出品予定台数30台。
6月の『SUZUKA 8HOURS AUCTION』では、二輪車のみでコンペティションモデルも出品可能で、出品予定台数は10台。11月の『SUZUKA Sound of ENGINE AUCTION』では、国産車・輸入車の出品予定台数は100台。
秋には国産クラシックカーが30台出品予定の『NEW YORK AUCTION』が開催される。BHオークションを見るだけなら無料なので、独特なオークションの雰囲気を味わうにはいい機会だろう。
鈴木 博之