4. 次回の年金支給日は8月15日!老齢年金生活者支援給付金はいつ振り込まれる?
年金生活者支援給付金は、原則として偶数月の15日に、年金とは別に同じ口座へ年6回支給されます。
なお、15日が土日や祝日にあたる場合は、その直前の平日に支払われます。
支給は2カ月分まとめて行われ、たとえば8月に支払われる場合は、6月分と7月分が含まれます。
次回の年金支給日は8月15日であり、この日に年金生活者支援給付金も併せて振り込まれる予定です。
留意点として、老齢年金生活者支援給付金を含む、全ての年金生活者支援給付金は要件を満たしていれば自動的に支給されるわけではなく「申請が必要」です。
次章では、年金生活者支援給付金の申請方法について確認していきましょう。
5. 申請しないと1円も受け取れない!「年金生活者支援給付金」の申請方法
年金生活者支援給付金の対象となる方には、日本年金機構から請求書が郵送されます。
届いた書類には必要事項を記入し、期日までに忘れず返送することが大切です。
なお、この請求書の送付時期や形式は、「すでに年金を受給している方」と「これから年金を新規に請求する方」で異なります。
本章では、それぞれのケースにおける送付時期や手続きの流れについてご説明します。
5.1 すでに年金を受給している人の申請方法
すでに年金を受給している方が新たに年金生活者支援給付金の対象となった場合は、毎年9月1日以降、「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次郵送されます。
請求書が届いたら、案内に従って指定された項目に必要事項を記入し、差出人欄に自分の住所と氏名を記載し、切手を貼ってポストに投函するだけで、申請手続きは完了します。
5.2 年金を新たに新規請求する人の申請方法
年金の新規申請をする際、年金生活者支援給付金の対象となる方には、老齢基礎年金の請求書と併せて給付金の申請書も同封されます。
申請書に必要事項を記入し、年金の受給開始年齢の前日以降に、年金請求書と一緒に年金事務所へ提出してください。
手続きが完了すれば、原則として翌月から給付金の支給が開始され、年金と同様に2カ月ごとに2カ月分が受取口座に振り込まれます。
なお、一度手続きを済ませれば、原則として2年目以降の再申請は不要ですが、支給要件を満たさなくなった場合には、改めて手続きが必要となります。