シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はカレーチェーン店「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(7630)の、2018年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績はどうだったか
2019年1月7日に更新された壱番屋の2018年12月既存店売上高は、対前年同月比103.0%でプラス成長となっています。
内訳としては客数101.8%、客単価101.2%でした。
全店売上高も103.2%と、既存店及び全店ともにプラス成長となりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、2019年2月期のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか。
当期は全ての月でプラス成長を継続中です。上期は客数のマイナスが4カ月あったものの、客単価のプラスにより売上高のプラス成長が続いています。下期は10月こそ客単価のマイナスがありましたが、それ以外は客数・客単価いずれもプラスを維持しています。
また、全店売上高も既存店同様、全ての月でプラス成長となっています。
過去1年の株価動向はどうだったか
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は6月の5,300円を天井に下落中です。そして12月には3,815円にまで下落し、安値を更新しました。2019年に入り4,000円台は回復しましたが、依然として下落トレンドが継続しています。
既存店・全店ともに売上高のプラス成長が継続している同社ですが、このままプラスが続くのかが注目されます。
参考データ:壱番屋 2018年12月度月次情報
LIMO編集部