3. 年金をもらい始める前にすべきことは?

60歳代のひとり世帯の貯蓄額は、全体の割合を見ると二極化の傾向があることが分かりました。貯蓄ゼロが27.7%いるものの、貯蓄がある世帯の平均は2000万円を超えていて、中央値は1000万円となっていました。

年齢を重ねると、体調面や家族の都合などで、自分が思うように動けないかもしれません。そのため、シニア世代に突入する前にある程度貯蓄をしておけると、老後の資金面で余裕を持つことができます。

今現在貯蓄ができていない人は、毎月の固定費を見直したり、少しずつ積み立てを始めてみたりといったことから、老後に向けての貯蓄対策を始めてみてはいかがでしょうか。

参考資料

石川 晴香