2. 浅瀬で水面の波が砂地を繰り返し揺らすことでできる「ウェーブリップル」
今回話題となった現象は、投稿主の@jmitaniさんや投稿によせられたコメントによると、「ウェーブリップル」「リップルマーク」「漣紋」などと呼ばれるもの。
砂や泥の表面にできる規則的な波状の模様のことで、浅瀬や浜辺など水の浅い場所で水面の波が砂地を繰り返し揺らすことで発生します。今回の場合は息子さんが海水と砂が入った箱を運んだ際の揺れで、この美しい模様ができたとのこと。
水流の速さが変わることで出来上がる模様も変わるので、条件を変えてさまざまな模様を作って遊ぶのも楽しそうですね。投稿には、「水の量変えたり足の長さ違う人が運んだりして比較すれば立派な自由研究になりそう」といった声も寄せられています。
ちなみに@jmitaniさんの息子さんも模様が現れる不思議さを楽しんでいたものの、少ししたらもう砂遊びに熱中しはじめたのだそう。
そんな様子を見た@jmitaniさんは、「子どもはそれで十分と思います。なんかちょっと不思議だな。という感覚を忘れずにいてくれたら、将来に物理や数学を学ぶなかで、今回見たものとの結びつきに気づくときが来るかもしれません」と綴っています。
発泡スチロールの箱に息子が海水をいれて、
— 三谷 純 Jun MITANI (@jmitani) July 27, 2025
えっちらおっちら運んできたら
底に綺麗な砂の模様が現れてたのサイエンスすぎる pic.twitter.com/9xhapHgQvM
3. 海水浴にかかる平均的な年間費用は3万7400円
海でのエピソードが話題となったことに関連し、ここからは「海水浴にかかる平均的な費用」について紹介します。
公益財団法人日本生産性本部が公表している「レジャー白書2024」(速報版)によると、余暇活動として「海水浴」を行っている人の年間平均活動回数は4.3回。年間平均費用は3万7400円という結果になっています。
なお、登山と同じ「観光・行楽部門」部門のうち、参加率がもっとも高い「国内観光旅行」の年間平均活動回数は4.1回で、年間平均費用は13万3300円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「ウェーブリップル」を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太