2. 後期高齢者医療制度の保険料はいくら?

後期高齢者医療制度の保険料は、原則として2年ごとに改定されています。前回は令和6年度に改定されたため、令和7年度には行われていません。

高齢者医療制度の保険料は、被保険者が均等に負担する「均等割額」と、被保険者の前年の所得に応じて負担する「所得割額」で構成されており、加入者個人単位で計算されています。

令和7年度の後期高齢者医療制度の保険料は、以下の通りです。

令和7年度の後期高齢者医療制度の保険料

令和7年度の後期高齢者医療制度の保険料

出所:厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について」 をもとに筆者作成

被保険者一人あたりの保険料は、全国平均で年額8万6306円、月額では7192円です。令和6年度よりも月額で110円(1.6%)の増加となっています。

なお、令和4・5年度は月額6575円でしたが、令和6年度は507円(7.7%)に増額されていることから、年々納付負担が大きくなっていることがわかります。