独身の一人暮らしの場合、基本的には自分の好きなように給与を使うことができますよね。きちんと節約して意識的に貯蓄ができている場合は良いですが、毎月給料日前にはほとんどお金が残らないような状況だと先々苦労することになるかもしれません。

20代前半ならば手取りも少なく、カツカツの生活も仕方がないかもしれませんが、手取りが増えてきたら独身でも意識的に貯蓄を増やす工夫をすることが大事です。将来家庭を持つなら結婚資金や子育てにお金がかかりますし、一生独身を貫くとしても老後資金を貯めなくてはならず、いずれにせよ将来的にお金が必要になるからです。

今回は一人暮らしでお金の使い方に気をつけるポイントと、どうやったら節約して貯蓄ができるようになるのか、そのヒントを紹介します。

食費に使いすぎていないかチェック

一人暮らしの場合、自分一人のために自炊をするのが億劫になり、ついつい外食やコンビニ弁当が増えてしまいがち。一般的に一人暮らしなら手取りの10~15%を食費に当てるのが良いと言われていますが、外食やコンビニ弁当ばかりだと簡単にオーバーしてしまいます。

確かに自分一人のために毎日料理するのは手間ですし、材料を余らせてしまうこともあるでしょうが、週末に作り置きをしたり、上手く冷凍保存をすることで手間や無駄を減らすことができます。節約だけではなく、自炊することで健康管理にもつながるので、外食やコンビニ弁当ばかりになりがちな場合は自炊への切り替えを心がけることから始めてみましょう。

また、あらかじめ食費や外食費は月にいくらまでと決めて、その範囲に収まるように友達とのランチや飲み会などプライベートの予定を立てると支出の管理がしやすくなりますよね。

見直しやすい固定費は保険や携帯代

毎月必ず払う固定費を減らすことができれば継続的に節約ができますし、その分を貯金に回すことができます。独身の場合、真っ先に見直しやすい項目は保険料と携帯代でしょう。