5. まとめにかえて

今回は、カードローンやNISAを例に「72の法則」のしくみや活用方法を解説しました。借金に使えば「どれだけ返済を後回しにすると危険か」が見えてきますし、資産運用に使えば「長期でどれだけ増えるか」を考えるヒントになります。新NISAのような制度を使うときにも、こうした目安があるとイメージしやすいですよね。

ただし、あくまで簡易的な計算なので、実際の資産運用にはリスクや税金の知識も必要です。「借りる」ときも「増やす」ときも、金利との付き合い方を知っておくと安心です。

参考資料

金融庁「NISAの利用状況の推移」

村岸 理美