4. ナチュラルでローメンテな「コテージガーデン」を作る《4つのコツ》

コテージガーデンを作るコツをお伝えします

小道沿いに色とりどりの花が咲く、コテージガーデン

Dirk Ott/shutterstock.com

4.1 多年草をメインにする

コテージガーデンでは、毎年美しい花を咲かせる多年草が主役。一度植えれば手入れの手間が少なく、年々株が大きく育ち、豊かな景観を作り出してくれます。

さまざまな種類の多年草を組み合わせることで、春~秋まで途切れることなく開花。球根植物や低木などもバランスよく配置し、野山のような自然の風景を庭に再現しましょう。

4.2 ランダムで自然な植栽を楽しむ

コテージガーデンでは異なる種類や色の花を組み合わせて、さまざまな植物が寄り添うように育つ雰囲気を演出しましょう。規則正しい植栽ではなく、あえてランダムに植えるのがポイント。

型にはまらない植物の組み合わせが、より自然に近い景観を生み出します。

4.3 高低差と奥行きを意識する

単一で平面的な印象にならないよう、植物の高低差を意識して配置しましょう。背の高い植物を奥や中心に、手前には背の低い植物を植えることで、視覚的な奥行きが生まれます。

また、パーゴラやアーチ・トレリスなどを設置して、ツル性の植物を絡ませれば、さらに自然な雰囲気に。限られたスペースでも、高低差と奥行きを意識することで、広がりを感じさせる庭を演出できます。

4.4 自然素材を取り入れる

コテージガーデンの小道にはレンガや石・木材などを使い、自然な風合いを演出しましょう。庭のアクセントとして、アンティークの鉢や素朴なベンチなどを置くのもおすすめです。

錆びたアイアングッズや使い込んだガーデニング道具も植物と調和し、より深みと温かみのある雰囲気をかもし出します。

5. ナチュラルで居心地のよいコテージガーデンを自宅の庭に

素朴で自然な美しさが魅力のコテージガーデン。多年草を中心に少し工夫を加えるだけで、まるでイギリスの田舎町のような、のどかな空間を再現できます。

季節ごとに表情を変える花やみずみずしい緑に囲まれた、癒しのコテージガーデンを自宅の庭に作ってみませんか。