3. 【高齢任意加入】手続きは会社ではなく、自分で行う
70歳以上の方が老齢年金の受給資格を得るため、厚生年金保険に任意加入する際に必要な手続きです。勤務先が厚生年金の対象となっている会社(=適用事業所)かどうかで、申出書か申請書のどちらを使うかが異なります。
添付書類として、マイナンバーカードを提示するか、番号確認書類と本人確認書類の両方が必要です。年金手帳など基礎年金番号に関する書類や、生年月日を証明する戸籍謄本なども求められます。
さらに、これまでの職歴がわかる履歴書や、共済組合への加入歴、報酬(月給)が確認できる書類も必要です。学生や海外在住などで年金に加入していなかった期間(=合算対象期間)がある場合は、それを証明する資料も添えます。
3.1 任意加入の資格を失ったら
年金の受給資格を満たして任意加入の資格を失ったら、すぐに年金の請求を行いましょう。書類は、勤務先の所在地を管轄する年金事務所に提出します。提出方法は、電子申請・郵送・窓口持参のいずれかから選べます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年9月2日更新)