2. 【高齢任意加入】対象者はどんな人?
国民年金では、原則20歳から60歳までが加入期間ですが、加入期間が足りない人は60歳以降も任意で加入できます。特に、昭和50年4月1日以前生まれの人は、65歳~70歳までの間も任意加入が可能です。
一方、厚生年金は会社に勤めていても70歳になると自動的に資格を失います。ただし、年金を受け取るための加入期間(原則10年以上)が足りない場合は、70歳を超えても「高齢任意加入」として厚生年金に入ることができます。
手続きには本人が申出書または申請書を提出し、勤務先が厚生年金の対象でない場合は、会社の同意と国の認可が必要です。保険料は本人が全額負担しますが、会社の同意があれば労使折半も可能です。
制度を利用するには、いくつかの条件や必要書類があるため、加入前にきちんと確認しておく必要があります。ここでは、任意加入の際に必要となる手続きや書類について詳しく見ていきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年9月2日更新)