5. まとめにかえて
「後期高齢者医療制度」は、75歳以上などの高齢者を対象にした公的医療保険制度です。
所得や年金収入によって1割・2割・3割と負担割合が分かれ、2025年10月からは「2割負担」への切り替えに伴う配慮措置が終了する予定です。
医療費の自己負担が気になる方は、自分や家族の収入状況を早めに確認し、必要に応じて自治体に相談しましょう。
将来の医療費負担に備え、制度のしくみを正しく理解しておくことが大切です。
参考資料
- 厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について」
- 政府広報オンライン「後期高齢者医療制度 医療費の窓口負担割合はどれくらい?」
- 厚生労働省「後期高齢者の窓口負担割合の変更等(令和3年法律改正について)」
- 東京都後期高齢者医療広域連合「一部負担金の減額・免除等」
加藤 聖人