特にお金の話は、家族や友人の間でもしにくいテーマです。

親が子を心配するのは、子どもがいくつになっても変わらないものでしょうが、たとえば、「給料は上がるのか」、「昇進はするのか」、「老後資金はちゃんと貯めることができているのか」などは質問されても明確に答えられないこともあります。

こうした給料や資産形成の話は、聞かれても回答するのに面倒だなと思うこともあるでしょう。

親に人生設計を聞かれるのが嫌

大人になって、親から「将来の夢は何だ」と聞かれることはないでしょうが、キャリアパスを含めて、人生設計をどうしていくのかと聞かれることはないでしょうか。

大学を卒業し、大企業に勤務していても例外ではありません。競争が厳しい企業では、ある一定年齢に達してしかるべきポジションについていないと子会社や関連会社などに出向するということはよく目にします。そうした事情をよく知っている親は根掘り葉掘りきいてきます。

また、零細企業に勤務していたとすれば、会社の経営環境なども理解せずに「会社は大丈夫なのか」と聞いてくることはないでしょうか。

親として心配してくれることはありがたいのですが、どこまで説明すれば納得してもらえるのかと考えると疲れてしまうというケースはあるでしょう。

みんなが大移動するときにあえて移動するのが嫌

年末年始の都心から地方への移動の際、新幹線などの駅、空港や高速道路は、いつものことですが大変混みます。