2. 「夫約2時間vs妻約7時間半」見えない負担とは
厚生労働省の調査「令和6年版厚生労働白書・日本の1日」によると、子育て世帯の夫婦の中には「見えない不平等」が存在していることがわかりました。
1日平均で「夫が約2時間、妻が約7時間半」。
これは6歳未満の子どもをもつ親が育児・家事に費やす時間です。
夫婦であまりにも違いすぎる育児・家事に費やす時間の差、本当?と思われる方もかもしれません。しかし、朝の登園準備から夜の寝かしつけ、食事や掃除・選択、買い物などを積み重ねると、気づかないうちに長時間になっていることが多いようです。「そんなにやってる実感はない」と思っていても、実際には“ながら作業”や細切れの家事が日々の大半を占めているのが現実です。このようにして、「全国のお母さんは本当に頑張っている」状態で、1日約7時間半も育児・家事に費やしているのです。働きながら育児・家事をこなす「ダブルケア状態」で、家計管理や資産形成に回すエネルギーも不足している可能性もありますね。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)