3.2 Q、「資格確認書」はどうすれば交付される?
A、2026年7月31日までの暫定的な措置として、マイナ保険証をもっているかどうかに関わらず自動的に交付されます。
申請は不要です。
交付は現在お持ちの保険証の有効期限が切れる前までに行われます。
3.3 Q、2026年8月1日以降はどうなる?
A、マイナ保険証をお持ちの方には「資格確認情報のお知らせ」、お持ちでない方には「資格確認書」が各広域連合から送付されます。
申請は不要です。
4. まとめにかえて
今回は「後期高齢者医療制度」の概要や、紙の保険証を使用している方は今後どうすればよいのか解説しました。
お持ちの保険証を見て「有効期限が切れそう!」と心配されていた方は、本記事を読んで安心されたのではないでしょうか。
ただ「資格確認書」の交付は暫定的なものなので、いざという時に医療機関を受診できないと心配ですよね。
「マイナ保険証を作ると個人情報が抜き取られるのではないか」「勝手に情報を見られるのではないか」と、マイナ保険証に対してマイナスなイメージを持っている方もいると思います。
ただし、必要な情報以外は本人の同意の上で情報提供することとなっています。
これを機にマイナ保険証への切り替えも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 東京都後期高齢者医療広域連合「自己負担割合のフローチャート」
- 政府広報オンライン「マイナ保険証 2024年12月、マイナ保険証を基本とする仕組みへ」
- 東京都後期高齢者医療広域連合「資格確認書」
- 群馬県後期高齢者医療広域連合「マイナ保険証・資格確認書等について」
- 厚生労働省「これからの医療のかかり方」
森脇 めぐみ