4. プランターで「目隠し常緑つる植物」を育てる4つのコツ
4.1 プランター選びと設置の工夫
目隠しとして十分なボリュームを出すためには、植物の成長を見越して大きめのプランターを選びましょう。なるべく深さと幅があるものが理想的です。
また、強風で倒れないように、重さのあるプランターを選んだり、手すりなどに固定したりするなどの工夫も大切です。
4.2 日当たりと風通しの考慮
常緑つる植物の種類によって、日当たりを好むものから半日陰を好むものまでさまざまです。目隠ししたい場所の環境に合わせて植物を選び、ベランダや庭の最適な場所にプランターを配置しましょう。
目隠し効果を高めるために密に茂らせたい場合でも、風通しが悪くなると病害虫が発生しやすくなります。適度な間隔を空けたり、剪定で枝葉を間引いて風の通り道を作ったりして、常に風通しを意識することが大切です。
4.3 水やりと肥料の管理
プランター栽培は地植えに比べて土の量が限られているため、乾燥しやすくなります。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えましょう。
定期的な肥料も重要です。生育期には緩効性肥料を施したり、液肥を水やりの代わりに与えたりして栄養を補給することで、葉を茂らせて目隠し効果を高められます。
4.4 適切な剪定と誘引
目隠し効果を持続させるためには、適切な剪定と誘引が欠かせません。つるが伸びすぎると見た目が悪くなるだけでなく、風通しが悪くなったり、隣家にはみ出したりする原因に。
剪定は植物を理想の形に整えるとともに、枝分かれを促して葉の密度を高めるのにも効果的です。つるをトレリスやネットに均等に誘引することで、より効果的な目隠しになります。
5. 常緑のつる植物でかなえるプライベートな癒やし空間
周囲からの視線が気になるベランダや庭も、常緑のつる植物でおしゃれで快適な空間に。1年中茂るみずみずしい緑の葉が、気になる視線を優しく遮ってくれます。
プランターでも育てられる品種を選べば、狭いスペースでも栽培可能です。目隠し効果はもちろん、空間に彩りを添えてくれるつる性植物で、癒やしのプライベートガーデンを作ってみませんか。