3. 夏も元気に咲かせる「クレマチスの育て方」4つのコツ
3.1 水やりはメリハリをつけて
夏はクレマチスが最も水分を必要とする時期。土の表面が乾いたら涼しい時間帯にタップリと与えます。ただし、与えすぎには注意し、乾湿のメリハリをつけましょう。
3.2 風通しのよい環境を保つ
高温多湿な夏は蒸れを起こしやすいため、鉢植えの場合は鉢と鉢の間隔をあけたり、スタンドを利用したりするとよいでしょう。地植えの場合は周囲の雑草を取り除き、葉が密生しすぎないよう適度に剪定をおこなうことで病気を防げます。
3.3 肥料は控えめに
夏に花を咲かせるクレマチスにとって肥料は必要ですが、真夏の高温期は株が疲弊しやすいため、多肥は避けましょう。もし肥料を与える場合は、規定量よりも薄めの液肥を、月に1~2回程度にとどめます。
3.4 咲き終わった花は適宜剪定
花ガラをそのままにしておくと、種を作るために無駄なエネルギーを消費します。花が咲き終わったら、花首のすぐ下で切り取り、株の体力を温存しましょう。
4. 夏の庭を彩る、暑さに強いクレマチス
暑さで多くの植物が一時的に休息し、花が少なくなりがちな夏の庭。そんな時こそ、暑さに負けない強さを持つクレマチスが活躍します。
ツルを伸ばして次々と美しい花を咲かせる夏咲きクレマチス。今年の夏は暑さに強いクレマチスで、夏の庭を彩りあふれる空間にしてみませんか。