夏のボーナスをもらえる、会社員や公務員の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただし、夏のボーナスの金額は人によって異なります。
なかには、周りと比べて自分のボーナスが多いのか少ないのか気になっている人もいるかもしれません。
そこで本記事では、一般財団法人 労務行政研究所の調査結果をもとに、2025年の夏季賞与の平均額や業種別の支給額を一覧表でご紹介します。
自分のボーナスが平均よりも高いのか低いのか知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 【2025年夏のボーナス】東証プライム上場企業の平均額は過去最高に!
昨今の物価高などの影響を受け、各企業では賃上げが進んでいます。
その影響もあり、2025年の夏季賞与水準は過去最高となりました。
一般財団法人 労務行政研究所「東証プライム上場企業の2025年 夏季賞与・⼀時⾦(ボーナス)の妥結⽔準調査」によると、東証プライム上場企業の夏のボーナス平均額の推移は以下のとおりです。
1.1 春季交渉で決まった夏季一時金の推移
- 2016年:73万4090円
- 2017年:72万8662円
- 2018年:74万6105円
- 2019年:74万3588円
- 2020年:集計未実施
- 2021年:71万397円
- 2022年:76万5888円
- 2023年:79万4008円
- 2024年:84万6021円
- 2025年:86万2928円
2021年以降は上昇が続いていて、今年の平均支給額は86万2928円です。
ただし、本金額は東証プライム上場企業の平均額です。
そのため、未上場の企業などは本金額よりも低い水準になる場合が多いことには注意しましょう。