2. 【2025年夏季賞与】東証プライム上場企業の業種別の平均額はいくら?
先ほど全業種の夏のボーナスの平均支給額を確認しましたが、業種ごとにボーナスの支給水準には差があります。
一般財団法人 労務行政研究所「東証プライム上場企業の2025年 夏季賞与・⼀時⾦(ボーナス)の妥結⽔準調査」によると、東証プライム上場企業における業種別にみた夏季賞与の平均額は以下のとおりです。
2.1 2025年度のモデル年金額(額面)
【製造業】
- 水産・食品:77万857円(3.7%)
- 紙・パルプ:70万7143円(2.1%)
- 化学:85万9172円(2.9%)
- ゴム:83万5000円(1.7%)
- 鉄鋼:93万4000円(−3.5%)
- 非鉄・金属:86万4494円(10.7%)
- 機械:95万4431円(3.7%)
- 電気機器:93万1911円(4.7%)
- 輸送用機器:98万7670円(3.7%)
・うち自動車:104万4621円(3.2%)
【非製造業】
- 建設:97万6667円(7.5%)
- 商業:60万8036円(3.5%)
- 陸運:40万5836円(1.2%)
- 情報・通信:90万7250円(2.7%)
- 電力:89万2600円(7.6%)
※カッコ内は対前年同期比
もっとも支給水準が高いのは輸送用機器業界で、支給平均額は98万7670円です。
うち自動車業界は特に高く、104万4621円となっています。
また、全体でみると鉄鋼業界以外はすべての業界で平均支給額が前年比で上昇していて、上昇率がもっとも高いのは、非鉄・金属業界です。
ぜひ、自分のボーナスを周りと比較する際の参考にしてみてください。