2.3 エリゲロン・カルビンスキアヌス

野趣あふれる可憐な「エリゲロン・カルビンスキアヌス」の小花

エリゲロン

Helen J Davies/shutterstock.com

初夏から晩秋にかけて、マーガレットに似た小さな花を咲かせるエリゲロン・カルビンスキアヌス。開花してすぐは白、咲き進むにつれてピンク色に変化するため、白とピンクの花がミックスして咲くステキな光景を楽しむことができます。

愛らしい見た目とは逆に、生育&繫殖力が旺盛。コンクリートやアスファルトの隙間から開花することも珍しくありません。

こぼれ種からの発芽率も良いので、地植えすると思った以上に増えすぎてしまうことも。こまめな花がら摘みや抜き取り、株分けをしながら管理するか、植木鉢やプランターに植えて舗装された地面の上で楽しむのがおすすめです。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

3. 植えっぱなしOKは魅力だけど「地植えで後悔されがち」な植物

今回ご紹介した多年草は、どれも環境省の「生態系被害防止外来種リスト」内の「その他の総合対策外来種」に掲載されています。

栽培が規制されているわけではありませんが、生育旺盛で繫殖力が強く「増えすぎる」恐れがある植物たち。しかし、逆に言えば丈夫で育てやすく、暑さ・寒さ・病害虫に強くて、肥料もほとんど必要ないツワモノ揃いともいえます。

いずれもカワイイ花を咲かせてくれますので、植木鉢やプランターに植えたり、剪定や花がら摘みをして種ができないよう管理したりなど、広がりすぎないよう注意しながら楽しんでくださいね。