一つには、節約をするというのが手っ取り早い方法です。ただ、節約にも限度があります。

次いで、収入を増やすというのが頭に思い浮かびますが、仮に既に年収1000万円を手にしているビジネスパーソンだとすると、そこからの社内での出世もしくは昇進の競争はさらに厳しくなるでしょう。

意外と貯蓄がうまくいっているケースは共働き世帯です。

たとえば、夫の給与を生活費に充て、妻の給与をすべて貯蓄に回しているというようなパターンです。

共働き世帯は老後の年金収入も夫と専業主婦の世帯よりも多くなることから、現役世代での貯蓄だけではなく、老後も収入面では多くなります。

こうしたことを考えると、可能であれば夫婦ともども仕事を続けるということに、意味がありそうです。

青山 諭志