2. 【妊娠・出産お祝い給付金を支給する自治体】②埼玉県東松山市(妊婦のための支援給付金)
埼玉県東松山市では、令和7年4月1日より妊婦のための支援給付金の1回目(妊娠1回あたり5万円)と2回目(胎児の数×5万円)の支給を行っています。
2.1 妊婦のための支援給付金1回目
1回目は、保健センターで妊娠届出(母子手帳の交付申請)をした妊婦の方に妊婦のための支援給付金を支給します。
【対象者】次のすべてに該当する方
- 令和7年4月1日以降に妊娠届出をしている
- 他の市町村で同事業の給付金の支給を受けていない
- 保健師又は助産師と面談を受けた
【支給額】5万円
【支給時期】原則、申請書等の受付をした翌月末(別途、支給決定通知を送付します)
【申請】要申請 保健センターでの妊娠届出時に窓口で申請用紙を記入してもらいます
【申請に必要なもの】振込口座情報がわかるキャッシュカード若しくは通帳(振込先は妊婦本人名義の口座に限ります)
【申請期限】胎児の心拍を確認してから2年間
【注意事項】
- 原則、対象者が申請者
- 申請期限は胎児の心拍を確認してから2年間
2.2 妊婦のための支援給付金2回目
2回目は、令和7年4月1日以降に生まれたこどもを養育する産婦へ支給します。出生後、保健センターの実施する赤ちゃん訪問(※)時に電子申請のための二次元コードが記載されたチラシを渡します。
※赤ちゃん訪問とは生後3か月頃までの乳児のいるお宅に、助産師又は保健師が訪問して乳児の体重測定と授乳や育児等についての相談と指導を行う事業
【対象者】次のすべてに該当する方
- 令和7年4月1日以降に生まれたこどもの産婦
- 保健センターの実施する新生児訪問時に助産師又は保健師との面談を受けた(こどもが住民登録されている場合に限る)
- 他の市町村で同事業の給付金の支給を受けていない
【支給額】生まれたこども(胎児)1人につき5万円
【支給時期】原則、申請書等の受付をした翌月末(別途、支給決定通知を送付します。)
【申請・申請期限】要申請 こどもが生まれてから2年以内
※流産、死産等はそのことを知った日から2年以内
【注意事項】
- 原則、対象者が申請者
- 多胎出産の場合は5万円×生まれたこども(胎児)の数
- 妊娠届出後に流産、死産、中絶した胎児の分も給付金の支給対象
- 事実の確認に時間を要する場合、支給が遅れる場合があります
- 申請者と給付金の受取人が異なる場合、委任状が必要です
【詳細】東松山市ホームページ
ここまでいくつかの自治体による「妊娠・出産お祝い給付金」を支給する例を紹介しました。いずれも支給には申請が必要になります。
自治体によって独自のケースもあるため、情報収集するようにしましょう。
※細かい支給要件や最新情報は、ホームページや広報誌などでご確認ください。LIMOでは個別のお問い合わせへのお答えはいたしかねます。