2. 「気づけばこんなに」NISAが選ばれるワケとインフレ時代の“備え”として注目
金融庁で2025年3月末時点のNISA口座数及び買付額について調査をしました。
- NISA口座数:2646万9325口座
- NISA買付額:6兆6032億7728万円
多くの人がNISA制度を活用しており、その利用者数は年々増加傾向にあります。インフレによってお金の価値が目減りするリスクに備える手段として、非課税で資産を増やせるNISAは有効です。長期・分散投資によって、コツコツと将来に備える人が増えています。
仮にNISAを活用して積立投資を行った場合、将来いくらになるか?金融庁のつみたてシミュレーターで試算してみましょう。
2.1 「月3万円の積立でいくらに?」試算してみたら…
前提条件は以下の通りです。
- 毎月の積立金額:3万円
- 想定利回り(年率):3%
- 積立期間:20年
試算結果はいくらになるか?「将来の運用資産額」をみてみましょう。
- 将来の運用資産額:985万円
- 元本:720万円
- 運用収益:265万円
毎月3万円を20年間コツコツ積み立てた場合、想定利回り3%でも運用収益は265万円。時間と複利の力を活かすことで、将来の資産づくりにつながることがわかります。今のインフレ時代だからこそ、早めの一歩が大切です。
シミュレーション結果は、将来の運用成果を保証するものではありません。あくまでも目安として参考にし、実際の投資ではリスクや相場変動を踏まえた判断が必要です。