3. 「厚生年金と国民年金」平均月額との乖離
ここで、厚生年金と国民年金の平均年金月額を確認していきましょう。
3.1 厚生年金の平均月額(国民年金部分を含む)
- 男女全体:14万6429円
- 男性:16万6606円
- 女性:10万7200円
3.2 国民年金の平均月額
- 男女全体:5万7584円
- 男性:5万9965円
- 女性:5万5777円
前章において、厚生年金受給額のボリュームゾーンは10万円以上~11万円未満であることがわかっています。
こう見ると、平均額と乖離している印象を受けるのではないでしょうか。
年金額は加入当時の収入や納めた保険料などによって決まるため、個人差が非常に大きくなります。
「平均はだいたい15万円くらい」と思っていても、それが個人の年金額にあてはまるわけではありません。
10万円未満という人も多いため、自分自身の目安額はしっかり確認しておき、必要に応じて老後対策を始めていく必要があるのです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)