3.2 国民年金「第1号被保険者~第3号被保険者」の人数

国民年金の第3号被保険者がニュースになることがあります。第2号被保険者に扶養される配偶者などが該当し、保険料の納付義務がありません。

厚生労働省の「令和4年公的年金加入状況等調査結果の概要」という資料から、年齢別の人数を見ていきましょう。

第1号被保険者(千人)

  • 20~24歳:3,123(49.2%)
  • 25~29歳:1,210(18.9%) 
  • 30~34歳:1,117(17.1%)
  • 35~39歳:1,295(17.5%) 
  • 40~44歳:1,435(17.7%)
  • 45~49歳:1,750(18.2%)
  • 50~54歳:1,911(20.1%) 
  • 55~59歳:1,940(24.0%) 

第2号被保険者(千人)

  • 20~24歳:3,031(47.7%)
  • 25~29歳:4,857(75.9%) 
  • 30~34歳:4,744(72.5%)
  • 35~39歳:5,031(68.2%)
  • 40~44歳:5,399(66.7%)
  • 45~49歳:6,382(66.5%)
  • 50~54歳:6,143(64.6%)
  • 55~59歳:4,970(61.4%) 

第3号被保険者(千人)

  • 20~24歳:58(0.9%)
  • 25~29歳:289(4.5%)
  • 30~34歳:660(10.1%) 
  • 35~39歳:1,046(14.2%)
  • 40~44歳:1,245(15.4%) 
  • 45~49歳:1,447(15.1%) 
  • 50~54歳:1,439(15.1%)
  • 55~59歳:1,169(14.4%) 

なお、第3号被保険者のうち就業者は55.7%、非就業者・不詳は44.3%となりました。

4. まとめにかえて

年金にまつわる数字を見ていきました。

支払う保険料やもらえる年金額など、気になる数字はたくさんあると思います。

公的な統計資料から実情を垣間見ることはできるものの、「自分の年金」は個別に確認する必要があります。

毎月誕生月に送られてくるねんきん定期便やねんきんネットなどは、積極的に確認するようにしましょう。

参考資料

マネー編集部年金班