【厚生年金と国民年金】受給額の平均はいくら？年齢階級別「第1号被保険者～第3号被保険者」の人数を調査厚生年金、直近の平均受給額は14万6429円

3. 年金の加入状況を年齢別に深堀り

日本の年金制度は、国民年金と厚生年金の2階建て構造となっています。

原則として日本に住む20歳以上から60歳未満の全ての人は、1階部分である国民年金に加入します。

年金保険料は全員一律で、40年間欠かさず納めれば満額の老齢基礎年金が受け取れるという仕組みです。

被保険者は第1号～第3号に分かれ、保険料納付の有無なども異なります。

2階部分である厚生年金には、会社員や公務員、またパート・アルバイトで特定適用事業所に働き一定要件を満たした方が、国民年金に上乗せで加入します。

年金保険料は収入に応じて決まり、給与からの天引きで納付します。

加入期間や納めた保険料により、老齢厚生年金の受給額には大きな個人差が生まれます。

こちらの被保険者は第1号～第4号に分かれ、国家公務員や地方公務員などで分類されています。