今月はボーナス月という方もいるでしょう。

ボーナスの使い道の一つとして、株式投資を考えている方もいるのではないでしょうか。

株式の優待や配当金に魅力を感じて投資する方もいますが、今回は「松屋フーズホールディングス」と「吉野家ホールディングス」の株式に視点をあてて、いくらで株主になれるかや1年間保有していた場合のリターン、また株主優待の内容についてみていきましょう。

※記事中で記載の株価は全て終値となっています。
※株式分割の影響は全て遡及修正して株価を調整しています

1. 松屋フーズホールディングス(9887)と吉野家ホールディングス(9861)の株主になるにはいくら必要?

まずは松屋ですが、松屋フーズホールディングス(9887)の株価は2025年6月17日の終値で5650円でした。

株主優待を目的とする場合、100株からの保有で優待の対象となります。

つまり、今日の終値でいうと56万5000円ほどで株主優待の対象となる株主になることができます(※別途、金融機関によっては手数料が発生します)。

次に吉野家ですが、吉野家ホールディングス(9861)の株価は2025年6月17日の終値で3091円でした。

こちらも100株からの保有で優待の対象となるので、吉野家の場合は約30万円程度となります。

では、それぞれ1年前に株式を購入した場合、リターンはいくらになるでしょうか。